貿易戦争、米企業に打撃。GM・GEの利益圧迫。

 米国が仕掛けた貿易戦争が、目に見える形で米企業の業績に悪影響を及ぼし始めた。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)や家電大手のワールプールが相次ぎ業績予想を下方修正。金融界からも企業の投資意欲や個人消費の萎縮を懸念する声があがる。米経済は足元で好調を持続している。だが、企業業績への打撃が広がれば、投資や消費の減退を通じ実体経済に影を落とすことになる。米企業全体の業績は4~6月期に2割増益が見込まれ、足元で好調を持続している。だが、貿易戦争が深刻になれば、米経済の屋台骨である個人消費や企業の投資が縮む。実体経済を揺るがすリスク飲の芽は、着実に育っている。

 

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投稿者 kncc