関西アーバン・みなと・近畿大阪統合メガ地銀、関西首位に
関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行が統合する見通しとなった。関西最大のメガ地方銀行が誕生する。かねて関西の金融再編を主導してきた各行の親会社、三井住友フィナンシャルグループとりそなホールディングスが思い切った決断を進める。関西地銀が置かれた状態は厳しくなっている。最近の大きな要因は２０１６年２月に日銀がマイナス金利政策を導入したことだ。いずれも銀行業務の中心である貸し出しによる利益が悪化している。貸出金金利は平均１．０４％と、マイナス金利導入前の１６年１月の１．１８０％から下がった。利ざやの確保が難しくなっている。
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